このたび、2026年5月13日(水)に開催した「山王クリエイターズフィールド」にて開催された地域経営者向け勉強会に、dezanin代表の高橋雄一郎がゲストとして登壇いたしましたことをご報告いたします。
当日は、多賀城市内外から多くの経営者、事業者、行政関係者の皆さまにご来場いただき、地域におけるこれからのデザインの可能性についてお話しする機会をいただきました。今回の講演テーマは、「見えないものを設計する。地域の未来を動かす無形のデザイン」でした。一般的にデザインというと、ロゴ、チラシ、Web、パッケージなど、目に見える形を想像されることが多いかもしれません。しかし今回の講演では、見た目を整えるデザインではなく、地域や事業に宿る価値をどのように見立て、言葉にし、人の行動や関係性、未来の選択肢へとつなげていくのかという「無形のデザイン」を中心にお話ししました。
講演では、dezaninが取り組む採用ブランディング、UI・UXシステム開発プロデュース、目的地レストランプロデュース事業などの考え方にも触れながら、地域資源を単なる素材として捉えるのではなく、そこにある人の営み、誇り、記憶、関係性をどう事業価値へと変換していくかを共有しました。また、多賀城が掲げる「幸せ人口100万人」という視点にも接続し、これからの地域経営に必要なのは、単に人口や来訪者数を追うことだけではなく、地域に関わることで幸せになる人、応援したくなる人、記憶に残る人を増やしていくことではないか、という問いを投げかけました。地域の未来は、行政だけでつくられるものでも、企業だけで完結するものでもありません。経営者、行政、市民、外部人材がそれぞれの立場から関わりしろを持ち、同じ未来に向かって小さな実践を重ねていくことが、地域の可能性を広げていくのだと考えています。
dezaninでは今後も、デザインとマーケティング、地域共創の視点を掛け合わせながら、地域に眠る本質的な価値を見立て、事業として社会に届く形へと育ててまいります。
ご来場いただいた皆さま、そして貴重な機会をいただいた多賀城山王クリエイターズフィールドの皆さまに、心より感謝申し上げます。

