
2026年9月26日、宮城県東松島市のKIBOTCHA(キボッチャ)スマートエコビレッジで開催された「Japanリジェンサミット2026」に、dezanin代表の高橋雄一郎が登壇しました。
Japanリジェンサミット2026は、「いのち、始まる。」をテーマに、人や地域、自然、社会がより豊かに循環していく「リジェネラティブ(再生)」のあり方を考え、実践につなげていくことを目的としたイベントです。食、農、教育、テクノロジー、医療、アートなど、さまざまな領域で活動する実践者が集まり、それぞれの視点からこれからの社会について議論が交わされました。
高橋は、特別セッション「震災からの事業復興と未来」に登壇。東日本大震災以降の地域との関わりや、デザインを単なる表現手法ではなく、地域や企業の中にある価値を発見し、社会の仕組みとして実装していくための手段として捉えてきたこれまでの実践をもとに、地域企業がこれからの社会で担う役割についてお話ししました。
人口減少や地域経済の縮小、担い手不足、災害への備えなど、地域には複数の課題が同時に存在しています。それらを行政や一部の専門家だけの課題とするのではなく、地域に根を張る企業や住民自身が主体となり、事業を通じて解決していく仕組みをつくることが重要です。
dezaninが取り組む「月夜のディナー®」や「THE LOCAL GORGEOUS®」も、地域に既に存在する食、風景、文化、人の知恵や関係性といった“見えざる資産”を顕在化し、新たな価値や地域経済へと転換するための実践です。
今回の登壇を通じて改めて、これから必要なのは社会課題を「解決すべき問題」として扱うだけではなく、人が参加したくなる価値、地域に関わりたくなる体験、そして事業として持続する仕組みへと変えていくことであると再確認しました。
dezaninは今後も、「見えざる資産をデザインで顕在化する」という考えのもと、地域企業や行政、住民、さまざまな実践者との共創を通じて、地域から新しい社会のあり方を実装してまいります。
◎開催概要
Japanリジェンサミット2026
開催日:2026年9月26日 土曜日 10:00〜17:30
会場:KIBOTCHA SMART ECO-VILLAGE(宮城県東松島市)
主催:日本リジェネラティブ協会
登壇セッション:特別セッション「震災からの事業復興と未来」
KIBOTCHAでは、震災で被災した旧野蒜小学校を活用し、防災を日常の体験へとつなげながら、持続可能な未来や新しい共生の形を模索する取り組みが進められています。


