構想を実装へ。
地域資源と企業価値を、
事業として立ち上げる一年。
2026年度のdezaninは、これまで各地で進めてきた企画・実証・関係構築を、具体的な事業化と案件化につなげていくフェーズに入ります。単発の制作受託やアイデア提案にとどまらず、地域や企業が持つ資源を整理し、商品・体験・発信・販路・採用まで一体で設計することで、継続性のある事業づくりを支援していきます。今年度は特に、一次産業×観光×地域ブランディング、地域企業の販売・採用支援、自治体・地域プロジェクトの実装支援の3領域を主軸に、複数案件を並行して前進させます。
1. 地域資源を収益事業へ変える、体験コンテンツの展開
dezaninが継続して取り組んできた「月夜のディナー」は、地域の食材、生産者、風景、文化を再編集し、少人数高付加価値型の体験として販売可能な状態へ磨き上げてきたプロジェクトです。2026年度は、この知見をさらに発展させ、地域ごとの特性に合わせた展開と、観光商品としての実装精度を高めていきます。また、「THE LOCAL GORGEOUS®」では、インバウンドや高付加価値旅行市場を見据え、地域の食・自然・人の営みを組み合わせた滞在型プログラムの設計を進めます。単なる観光消費ではなく、地域の本質に触れる体験として設計することで、価格競争ではない市場をつくることを目指します。
今年度は、
◎実証地域との連携強化
◎体験商品の磨き込み
◎受入体制やオペレーションの整理
◎発信・営業資料の整備
◎販売導線の構築
までを視野に入れ、“良い企画”で終わらせず、売れる事業にすることに重点を置きます。
2. 地域企業の「選ばれる理由」をつくる
dezaninは、地域企業に対して、ロゴやWEBサイトだけをつくる会社ではありません。
経営の意図、商品の強み、現場の物語、市場との接点を整理し、売上・採用・認知向上につながる形でブランドを設計することを強みとしています。
2026年度は、特に以下の支援を強化します。
◎一次産品・加工品のブランド設計
◎商品開発とパッケージ開発
◎バイヤー向け営業資料・販促ツール制作
◎WEB・映像・コピー開発の統合支援
◎採用ブランディングと企業サイトの再設計
たとえば、地域の水産加工事業者や製造業に対しては、単に見た目を整えるのではなく、「誰に、何を、どの価格帯で、どう売るか」まで踏み込んだ支援を行い、営業と広報がつながる状態をつくっていきます。また、採用においても、求人媒体任せではなく、企業の思想や仕事の価値を言語化し、現場の魅力が伝わる導線を整えることで、採用コストを抑えながら応募の質を高める支援を進めていきます。
3. 自治体・地域プロジェクトを“運用できる形”まで落とし込む
自治体や地域団体との取り組みでは、ビジョンや計画をつくるだけでは前に進みません。必要なのは、現場で動く導線、関係者が使える運営設計、継続できる経営感覚です。dezaninは2026年度、地域ビジョン形成、景観・回遊設計、イベント企画、社会実験、情報発信設計などを通じて、地域プロジェクトを実装レベルまで落とし込む支援を進めます。
特に、
◎地域内の関係者整理
◎小さく始める実証設計
◎地域外へ伝わる発信設計
◎単年度で終わらせない継続体制の構築
に重点を置きます。地域事業は、理想論だけでも、補助金依存だけでも続きません。dezaninは、地域の理念を守りながら、運営・収益・合意形成まで含めて設計することで、実際に続く取り組みを増やしていきます。
4. 2026年度のdezaninが目指すこと
今年度のdezaninが目指すのは、地域や企業の魅力を“表現すること”そのものではなく、表現を起点に事業が前に進む状態をつくることです。
そのために、
◎地域資源を高付加価値化する
◎商品やサービスの販売導線を整える
◎採用や広報を経営課題と接続する
◎構想を実証し、継続できる形に変える
という実務を、より一層強化していきます。2025年度までに蒔いてきた種は、2026年度に入り、ようやく複数の現場で芽を出し始めています。今年はその芽を確かな事業へ育て、地域にも企業にも、目に見える成果として返していく一年にします。
dezaninはこれからも、デザイン、言葉、構想力、実装力を掛け合わせながら、地域と企業の挑戦を“続く事業”へ変えていきます。







